近年増加中「ペットロス」。

今朝はずいぶん冷えました。日中はまだ暑いくらいで本当に身体的なストレスですね。
さて、私のいる業界では年々この「ペットロス」が増えてきています。
ペットと言えば昔なら、犬なら「番犬」猫なら「ネズミ捕り」として家の中に位置し、役を果たせばご褒美を頂く、そんな形での共存がほとんどでした。
ところが、ペットはいまや愛玩動物にさえとどまらず、もはや子供、いわゆる家族として存在してきています。(一方では飼えなくなって捨てたり、放置したりという問題も多く生じているようですが…)
そんな家族であるペットの死はやはり飼い主にとっては大きなストレスになります。突然自身の肉親を失ったような悲しみに陥って抜け出せなくなる。そんな症状をよくお伺いします。
その症状が長く続くことで精神的に病んでしまう…これを「ペットロス」というのです。
ペットというのは思っているよりはるかに大きな存在で、そこにいるだけで気持ちをいやしてくれる、寂しさを埋めてくれる、自分は一人ではないのだと教えてくれるetc…そんな大切な存在なのです。
だからこそ、きっと、失ったものへの悲しみが、空虚感が、そのような症状として現れ現代病の一つになってきているのだと思います。